井戸

雨画スミのブログ

脳が処理落ちしそうだァ…

ちょっとこれ観て色々思惑が渦巻いてどうしたらいいかわかんないんですけど…散々マストドンで一人で騒いでたんだけど…とりあえず思ったこと書き留めておいていいですか…いいよね私のブログだもの…

プルシアンブルーの肖像 [DVD]

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 普段から80~90年代のJ-POPを探して聴いたりするのが好きなので、これもその流れで辿り着いて観た映画なんですが、とにかくかなりの衝撃と自分の趣味のドツボにハマってしまって大変なことになっているんだ…

 

■この映画は何なんだろう…31年前に上映された映画なんですけども、(私はリアル世代じゃないので当時のことは詳しくは分かりませんが)ジャンル的にはジュブナイル?なのかな…子供でも楽しめるようなライトなホラー映画みたいな位置づけなんだろうか…少なくとも私はそういう印象です。

■ストーリーは、小学校で生徒が行方不明になったり、まるで七不思議みたいな奇妙な出来事が起こったり、旧校舎に入った先生が死んでしまったりとか、まさに子供が怖がるようなオカルト的展開がメインなのですが、個人的に何が一番衝撃だったかって当時27歳だった玉置浩二演じる「秋人」という男の人物像がとにかく私の趣味の塊のような人物像だったということです…

そもそもこの映画に興味を持ったのが「当時人気絶頂だった安全地帯の玉置が、初主演で失声症(※)の学校用務員という異例の役柄をあえて演じた」というウィキの文に「どういうことだwww」と思ったのがきっかけだったんですけど、これが大当たりしてしまったわけです

(※実際のウィキの文には「失語症」とありましたが、映画を観るに秋人は失語症ではなく失声症のほうではないかなと思います)

秋人は小学生の時に学校で起こした事件がトラウマで喋れなくなっていて、大人になりその小学校で用務員として働いているんですが、身なりがとにかく小汚い感じで…www秋人もホラー要素の一つ(というかメイン)として登場しているので、不気味な雰囲気が出ているのは当然なんですけど何だろう…服装もみすぼらしい感じだし髪型とか無精ヒゲとか、言葉を発さないのも気味が悪く、あととにかくこれは玉置の演技の圧倒的巧さなんだけど動きがすごいヌゥっとしててキモいwww その作品内の設定と玉置の風貌とが異常な化学反応起こしてものすごい私の大好きなやつになってる…って思いました…

思えば昔からハンディキャップのあるキャラクターが好きで(あくまでフィクションとしてですので、実在の方に対してご不快な気持ちにさせる意図はないことを申しておきますが)、秋人の言葉を話せない設定とかとてもツボで…用務員という職業的な立場や小汚い身なり、極めつけに二重人格という要素、これ全部私の好みの味付けなんですね…そう二重人格なんで、小学校の生徒の冬花ちゃんがいじめられているところを何度も助けたりするのに、クライマックスではすごい形相でロリコン変質者みたいにハァハァ言いながら冬花ちゃんを追い掛け回したりするwwwww秋人は言葉話せないから何してる時も無言で、それが一層不気味な感じが出てるんですよね…でも結局は最後優しいほうの秋人に戻って冬花ちゃんが屋根から落ちそうになっているのを助けてて、私も最初観た時は「この玉置は何がしたいんだ……」って思いました…謎みがすごかった…

■当時はミュージシャンを主役として映画を製作するのが流行っていた時期だったようなので、この映画も当時人気だった子役たちを起用しつつ、玉置の映画初出演・初主演をウリにしていたのだろうと思います…(チェッカーズの映画と同時上映だったらしいですし)しかしどうだろうか?!これ観た玉置ファンはかなり衝撃受けたんじゃないかな?!!(笑)当時の安全地帯は全盛期でさ、玉置はステージから黄色い声を浴びていたわけです…それでこの役柄というのは…すごいことするなと…制作側もどんな気持ちで作ったん…て頭を抱えてしまうwww

映画としての評価もたぶん高いものではなかったようです…玉置の特殊メイクとか、ホラー表現のチープさとかあまりウケなかったのかな…でもこれ個人的にはすごくありがたかったです。私はホラー系ってかなり苦手なほうなので(CMで流れると目を逸らしてしまうレベル)、これくらいチープな表現のほうが、いかにも作り物ですって思えてちゃんと観ることができました(笑)

あと、ラストで秋人は旧校舎とともに消えてしまうし、消えた生徒や死んでいた先生も元通りになる(というセリフだけでしたが)し、冬花ちゃんも黒板に「サヨナラ冬花」と書き、一転して全く違うファッションでエンドロールの中をダンスして終わります。エンドロールはもちろん安全地帯の表題曲が流れる。その「起こったことは全部元通り、冬花は高橋かおりに戻り、秋人も玉置浩二に戻って、はい!この映画はこれで終わり!」みたいなスパっとした終わり方のおかげで、変な余韻も残さず、学校を舞台とした作品なのに「ファンタジー」として観られて個人的にはすごく良かったと思います。

■ちょっとこの映画ほんとうに個人的なツボに触れすぎてて、何度観ても好きすぎて…創作のほうにも新しい方向性として影響出てきそうな予感もあって、ここに書き残そうと思った次第です…一人で盛り上がってて恥ずかしくなってきたのでこのへんで終わっておきます…www

 

最後にこちらの記事がとても参考になりつつ共感できたので、あとで読み返したいから貼らせて頂きます。

http://cat-punch.jugem.jp/?eid=87