古井戸

雨画スミの旧ブログ。

どんなに背を伸ばしても届かない、花火のような愛しい人

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■漫画更新しました~!

こないだの暑中見舞いイラストを描いている時に、二人の身長差について色々考えてて思いついた短いお話です…断片的な漫画なので、これだけ読んでも事前説明もないちんぷんかんぷん仕様……さすがにいたたまれないので簡単に二人の関係性とあらすじ説明文作りました(苦笑)後日サイトのほうにもちゃんとページ作ろうと思っていますが、今回はとりあえずここで…続きに畳んでおきます。

■普段Twitterに作品投稿していても、いいねとかRTなどの反応は、どれだけもらったとか、誰が反応したのかとか、特に把握できていないのですが、最近リプライでコメントを頂くことが度々ありまして、それについては本当に私は幸せ者だなぁと感じております。

頂いたコメントを拝見しますと、私の創作を本当に隅々まで丁寧に見て下さっているのが分かりますし、「こう感じました」というような内容には、制作者である私自身も気づいていなかった点に気づかされたり、新しい解釈・妄想の糸口を頂いているという事実に、本当にありがたいなぁという気持ちでいっぱいです。描きたいものがどんどん頭の中に湧き上がってきます。私は幸せ者です。

 

エーテル・サテライト】あらすじ

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2年前、木梨は忍坂と出会う。
初めはいつものナンパのつもりで話し掛けたが、デートを重ねるうちに、他の女性たちとは違った独特の感性を持つ忍坂に自然と惹かれて行く木梨。

そして二人は2年間の交際・同棲を経て婚約。
また、すでに木梨が教師を務めている私立天央高校へ、忍坂も就職することが決まっていた。

二人の生活は幸福に満ち、順風満帆に見えた。
しかし、実業家であった木梨の父親が病死する事をきっかけに、事態は一変。
3歳の時から父子家庭で育ち、母親に関しては何も知らなかった木梨だが、父の遺品から母親に関する書類を発見する。

木梨の母親は、父親と離婚後、他の男性との間に「紫」という娘を産んでいた。しかし、男性にはその娘を認知してもらえず、母親は一人で紫を育てたが、3年前に紫を残し自殺していた。
(この内容は、交際時からすでに聞かされていた紫の家庭環境と一致していた)
「忍坂」は、木梨の母親の旧姓であった。
木梨の父は、離婚後も密かに忍坂家の動向を追い、素性を伏せて忍坂母娘へ金銭的援助を行っていた。

木梨と忍坂が異父兄妹である事実を知り、木梨は忍坂との婚約を破棄。
すでに木梨のマンションで同棲をしており、他に行く当てもない忍坂をむやみに追い出すこともできず、当面はこのまま一緒に暮らし、兄として忍坂に接していくことを決心した木梨。
事実を受け止めきれないながらも、必死に感情を押し殺そうと努める木梨に対し、忍坂はなかなか木梨を兄として見ることができず、愛情を募らせる一方であった。
恋人にもなれず、兄妹にもなりきれない二人は、歪な関係を修復できないまま、共に天央高校で教師として働くことになる。

 


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これが私が最高に興奮する、理想的な近親兄妹(現代版)の姿です。

月齢と違い、エーテル版のシアン(紫)は記憶を失くしているわけじゃないので、めちゃくちゃ兄の事好きだしガンガン矢印向けてきます。逆に兄はダメさが増している(笑)